無内定無職のタワゴト

140文字以上になるぼんやりとしたこと

ネット依存は悪か

 

ネットに依存していますか?

そう問われたらなんと答えるだろう。

「ネットをしていなくてもネットのことを考えてしまう。ネットの無い生活を想像できない。」そんな感じの項目にいくつかあてはまるとあなたはネット依存ですという診断を受けられるサイトがある。それに心から正直に答えた人に、ネット依存でないと診断される人はさして多くはないだろう。

なぜなら、その診断を受けてみようと考えている時点で自分がネット依存であるという可能性を自分自身も疑っており、そのサイトにたどり着いて診断してしまった時点でネットに依存しているに近い状態なのである。ネットに依存していない人はネット依存について調べてみた段階で自分は違うと判断できるだろうし、ネットを利用してネット依存の診断をするなんてばかばかしいと思うだろう。

 

ひょっとしてネット依存なのかもと思った時点でネット依存という極論のようなことを自分は述べているが、それくらいネットは依存してしまいやすいものなのである。

程度に差はあるものの、パソコンやスマートフォンを手にしている多くの人はネットに依存してしまっているといっても過言ではないと自分は考えている。

 

ネットに依存していても日常生活に支障がでなければ問題ないのではないだろうか。

例えば、Facebookを毎日更新する人がいるとする。更新するために食事をすれば写真を撮り、友達と会えば報告する。その人は日常生活に支障をきたしているだろうか。facebookのことを考えた行動を行っているかもしれないがそれがものすごくおかしなことだとは自分には思えない。食事は毎日するものであるしそこに写真を撮るという行動が加わったところで何か支障が出るとは思えない。友達と会ったことを報告することの何がいけないのだろうか。友人の許可を得ていなければ支障が出るだろうがそうでなければ何も問題はない。

 

そう、ネットへの依存は日常生活への支障がでなければいいのだ。それなのにネットに依存していると簡単に判断されそれが悪かのように扱われることに自分は納得できていない。

ネットへの依存が悪であれば、読書に没頭することも、音楽を常時聴くことも、パソコンを利用することも、間食を好むことも、電気に頼って生活していることも、全て悪なのではないだろうか。

 

たいていの物への依存自体は悪ではない。依存していることを知らないことがいけないのではないかと自分は思う。

だから自分はあえて言う。

どいつもこいつもネット依存。