無内定無職のタワゴト

140文字以上になるぼんやりとしたこと

小説

喫茶店

ストローをがじがじと噛む、ストローで氷をからからと回す。グラスに露がついているのをみながら、彼女は退屈しているのだと僕は思った。そもそも彼女は僕の知人ではないし名前も知らない。彼女もそうであろう。 僕が喫茶店に入ったのはおおよそ1時間半前だ…