無内定無職のタワゴト

140文字以上になるぼんやりとしたこと

ビニール傘の間違った利用法

天気予報が嘘をつき突然雨が降りだして困ることはないだろうか。そんなときにビニール傘を購入して利用することもあるだろう。

ビニール傘は手頃な価格と透明なビニール生地が特徴であると言えるが、なぜか無くなったり壊れたりしやすいのも特徴だと思う。

最近では模様のプリントされてあるビニール傘も増えてきているがやはりビニール傘といえば透明であろう。
白い取っ手に透明なビニール生地、ビニール傘はやたらと見分けがつかない。そして、使っている側の人間もビニール傘をあまり気にかけない。その為にビニール傘はよく無くしたり、盗まれてしまったりしやすいのである。
壊れやすいのはビニール傘は少し強度が足りないということもあるが、持ち主がビニール傘を大切にしないというのもある。どうせビニール傘だしという意識のもと扱いが粗雑になってしまうのだ。ビニール傘だからこそ少し丁寧に扱わなくてはならないのに。

ビニール傘の多くは似ているし粗雑に扱われる。当然といえば当然なのであろう。

だからと言ってわざと壊すのはおかしいのではないだろうか。

自分は台風や大雨、風の強い日にビニール傘をさして中継するリポーターが傘が壊れてしまう様子をうれしげにリポートすることを腹立たしく思っている。

風が強いけど濡れたくないとビニール傘を使い壊れてしまうのであれば理解できる。しかし、風が強いことを伝えるためにビニール傘を利用するというのは理解に苦しむ。
台風のニュースではビニール傘が風に煽られて壊れていく様子を映すという決まりでもあるかのようにビニール傘をわざと壊す。
雨風が強いこと知りカッパを着て長靴を履いたリポーターにビニール傘が必要だとは思えない。

ビニール傘が壊れていく様子を映す以外に雨風が強いことを伝える方法がないわけがない。

天気のニュース番組を制作している人はこんな手垢のつきまくった表現に満足しているのだろうか。