無内定無職のタワゴト

140文字以上になるぼんやりとしたこと

暑さは人を殺す

熱波が一週間以上続くせいでインドでは死者が1100人以上もでているらしい。
人間は恒温動物なので程度を越えた暑さにも寒さにも耐えられない。人間が人間である以上どうしようもないことである。だが、インドの熱波により亡くなった人の多くは路上生活者や外での労働をしている人だという。それらの人たちはクーラーや扇風機により室温を調整されている室内にいた場合は永遠の眠りにつくことはなかったのである。

人間は恒温動物であり脆弱な為、自分を環境に合わせるのではなく環境を自分に合わせ生き延びていくという手段を追求し発見していった。
つまり、生き延びる手段を発見し行使できないときには滅ぶしかないのではないだろうか。

前置きはさておき、自分は暑い夏を苦手としている。

暑くても脱げる服には限界があるし、汗がだらだらと出てくるのは不快でしかない。海に行ってマリンスポーツを楽しみたいという気持ちもバーベキューに興じたいという気持ちも夏フェスで盛り上がりたいという気持ちも一切生じない。夏に楽しみなことはクーラーがよくきいた部屋でお昼寝することくらいである。
夏に友達と一緒に浴衣を着てお祭りに行って花火をみるというイベントは一度くらいは経験してみたかったが、誘ってくれる人がいない。どうしようもない。

夏を楽しむには外に出て遊ぶというアクティブさと友達か恋人がいるという社交性が必要とされている気がする。
それに対して冬はウインタースポーツを楽しむ人を除いて、友達が沢山いるタイプの人も室内で過ごすということが一般的なのではないだろうか。

自分は夏は引きこもりがちなので、同じようにみんなもっと夏に室内で遊べばよいのにと思っている。
いや、本当はそんなこと思っていない。

実をいうと暑さを排除して夏を夏らしく楽しみたいという気持ちでいっぱいであり、その手段を求めている。
夏はもうすぐそこなのに今年もよい手段がみつからない。夏は待ってはくれない。自分は焦っている。