無内定無職のタワゴト

140文字以上になるぼんやりとしたこと

欣喜雀躍したことあるか

四字熟語辞典をぼんやり眺めたことはあるだろうか。
自分はときどき読みたい本が思い浮かばないとき、図書館や書店でぼんやりと眺めることがある。
眺めたことがないひとはwebで四字熟語を検索してみてもいいかもしれない。

みたこともきいたこともない四字熟語が世の中には溢れるほどにある。
知っていれば使う機会がありそうなのに皆が使わないから使うに使えない四字熟語。四字熟語をたくさん知っているとひけらかすことになりそうで使えない四字熟語。漢字が難しくて読めない四字熟語。そんな四字熟語にふれ合う度に自分はここには形にならなかった過去があるのではないかと。


そんなことはどうでもいい。

今は欣喜雀躍の話をしたい。
「欣喜雀躍(きんきじゃくやく)…小躍りするほど大喜びをすること。▽「欣」「喜」はともに喜ぶ意。「雀躍」は雀すずめがぴょんぴょんと跳ね行くように喜ぶこと。」

みなさんはこの欣喜雀躍した記憶があるだろうか。
自分はこれといって心当たりがない。なにかによろこんだことはある。大喜びしたことはあるだろうか。思い当らない。なぜ思い当らないのかさっぱりわからない。
この言葉の類語に有頂天外、歓天喜地、狂喜乱舞、手舞足踏といったそれはもう大喜びしている意味の言葉があるが、この大喜びを普通の人はしたことがあるのだろうか。

何に大喜びすればいいのかと考えてみると試験合格、告白などではないかと思いつくのだが、自分にあてはめてみると喜ばなかったとはいわないが大喜びしたといえないなと思う。

人生二十数年生きているが大喜びしたことが思い当らないなんて自分はさみしいやつだなとしみじみ思ってしまった。
誰でもいいので大喜びをください。